アニメ「デビルマン」内山昂輝&村瀬歩が「かなり攻めた内容」と驚き

左から湯浅政明監督、不動明役の内山昂輝、飛鳥了役の村瀬歩。

永井豪「デビルマン」を原作とするアニメ「DEVILMAN crybaby」の監督を務める湯浅政明と、不動明役の内山昂輝、飛鳥了役の村瀬歩が、本日8月2日に開催されたNetflixのイベント「Netflixアニメスレート2017」に登壇した。

湯浅が監督を担当したテレビアニメ「ピンポン」でスマイル役を演じていた内山は、「湯浅監督とまたお仕事できるのはとってもうれしかった」と切り出しながら「不動明役と聞いたときにとても驚きまして」とコメント。湯浅は内山、村瀬ともに了役のオーディションを受けていたことを明かし、「どっちもすごくよかったんですが、村瀬さんの人間じゃないような深い何かが入ってるしゃべりが了かな、と」「内山さんは『ピンポン』のときも感情を表に出さない役をやっていただいてたので、『デビルマンをやったら面白いんじゃないの?』という話が出た」と経緯を語った。

すでにアフレコはスタートしているという同作。村瀬は「伝説的な作品なのでプレッシャーもすごくあるんですが、始まってみたら監督の作る作品にのめり込んでいて。作り手側としても面白いし、視聴者として観ても面白いなと思っています」と述懐する。またストーリーについて、内山は「台本をもらうたびにびっくりしている。あまりにもハードコア」と、村瀬も「かなり攻めた内容」と言及。続けて「ハードな展開も含んでいるんですけど、アフレコ現場は穏やか」「和気あいあいとしています」と語り合った。

また湯浅監督は「制作は順調」と笑顔を見せる。「今回はいろんなところにこだわってる。声もそうだし、音楽的なフィーチャーもあったりして。現代的な話にするために、不良グループをヒップホップクルーみたいな、今風なキャラクターにしています」と明かした。

そのほかイベントでは板垣恵介「バキ」、雨宮慶太キャラクターデザイン、井上敏樹原作、木根ヲサム作画による「ソードガイ 装刀凱」、車田正美「聖闘士星矢」など、マンガ作品を原作としたアニメの配信も発表。イベントにはゲストMCを務めた福原遥や、ストップモーションアニメ「リラックマ シリーズ(仮題)」の配信を控えたリラックマも登場した。